面接では、面接官が「この人は会社にふさわしい人材であるか」や「会社で、周りに溶け込めるか」など、面接を通して考えます。
面接官は今までに何十人、何百人と面接をしてきた場合もあります。
第一印象は勿論、態度や話し方、話の内容からあなたの適性を判断します。
募集職種の年収が500万円の場合は、履歴書と僅かな時間の面接等で面接官は500万円の買い物をするか、しないか判断しなければなりません。
面接では下記の点も参考に、きちんと準備して面接に臨む事をお勧めします。
第一印象は基本的に2秒で決まると言われています。
外見ですべてが決まるわけではありませんが、好印象を与える事が出来ればプラススタート、逆に悪い印象を与えてしまえば、マイナススタートとなってしまい、総合的にも非常に不利となる事でしょう。
初対面や限られた時間で行われる面接だからこそ、見た目の印象が重要になってきます。
清潔感は勿論、面接時も背筋を伸ばして座るなど、立ち居振舞いにも気を付けて面接を受けましょう。
スーツが一般的ではありますが、雇用形態(パート・アルバイト)や企業によってはカジュアルな服装で構わない場合もあります。業種や雇用形態を踏まえ服装を考えましょう。
カジュアルな服装の場合でもTシャツのみ等ラフすぎる服装は避け、襟のついている服装やジャケットを羽織ることで対応することをお勧めします。
面接当日、暑いからといって着てきたスーツのジャケットを脱いで入室することはお勧めできません。
しっかりと着用し、ハンカチ等を必ず持参し、面接前に汗を拭っておきましょう。
寒い時期に関して、コートを着用して面接会場まで向かうことに問題はありませんが会場入りする際には必ずコートを脱いでから入るのがマナーです。
清潔感のある髪型が望ましいです。
業種にもよりますが、派手なヘアースタイルや染髪を理由に不採用と判断する場合もあります。
無精髭や装飾品は当たり前ですが避けるべきです。
女性の場合のピアスやネックレス等、目につく装飾品も避けるべきです。
前日、若しくは当日に整え、清潔感を保ち面接に臨みましょう。
当日企業に訪問する時間は、予定時刻丁度、若しくは3~5分前程度がお勧めです。
あまり早く訪問してしまうと、迷惑となる場合がありますので注意しましょう。
しかし、面接に遅刻するような人に仕事を任せようとは、どの企業も思いません。
事故渋滞や電車の遅延も理由にはなりません。
30分~1時間、時間に余裕を持って到着できるように行動し、可能であれば数日前に同じルートでの行き方や所要時間等の確認をする事もお勧めします。
早く到着したとはいえ、会場近くで座り込んだり、知人と笑いながら電話で話したりタバコを吸ったりする事も避けましょう。
面接官を始め、外回りの営業等様々な人がどこで見ているかわかりません。
万が一遅れてしまう場合は、早めに連絡し状況を伝えましょう。
会社、又は面接会場に入りはじめに対面するのは恐らく面接官ではありません。受付や、面接官以外の従業員スタッフにも元気よく挨拶しましょう。面接後に、面接官が受付者に入ってきたときの態度や印象等を聞くことがあります。
面接室に入室時は勿論、面接の前後に「本日はお忙しい中、貴重なお時間を頂き有難うございます」等、感謝の気持ちを添えて伝える事も大切です。
これは面接で必ず聞かれる項目です。
口先だけの「○○に興味がある」だけや、志望動機が定まっておらずあやふやな回答では、面接官の心を掴むことは出来ません。
事前に文章を書き、志望動機をしっかりと整理してから面接に向かうことをお勧めします。
面接終盤では「何か質問はありますか?」と聞かれることが大半です。
「何もありません」では、本当に理解しているのか?本当に当社に入社したいのか?など、面接官にマイナス印象を与えてしまうこともあります。
何か1つは質問するよう心がけましょう。
その際注意する点は、募集内容に書かれていることや会社案内のWebページを見ればわかるような質問に関してです。
これについても上記同様でマイナスポイントになる場合もありますので極力避けるべきでしょう。
面接では略語や横文字の多用は極力避け、自然な言葉使いで自分をアピールしましょう。
大きな声で、ハッキリとした受け答えが基本です。
表情に関してですが、面接時は緊張し表情が硬くなりがちです。その点は面接官も理解しているかと思います。
しかしながら、終始硬い表情で一切笑わない方は、固い印象を持たれてしまいます。
明るい表情の方は「元気な人」や「協調性がある人」という印象を与える事が可能です。
表情筋を使って相手の目を見て、笑顔で話しましょう。
上記、面接に関してのアドバイスはあくまでも一例です。
面接は、就職活動の中でも最重要ポイントであることから、緊張もするかと思います。
限られた時間の中で自分をアピールするわけですが、「嘘」はつかないようにしましょう。
嘘を評価され採用されたとしても、実践で苦しむのは自分です。
面接官によってはその嘘さえ見抜いてしまう人もいます。
完璧な人間を演じようとはせずに、わからないことや出来ないことはしっかりと答える勇気を持って面接に挑みましょう。
その正直さや素直さが評価に繋がる場合もあるかもしれません。
以上の事を参考にし、皆様に良い結果が出ることを心よりお祈りしております。
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